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映画メモ「イエスタデイ」

ノルウェーオスロを舞台に、ビートルズに憧れる少年達の姿を描いた青春ムービー、「イエスタデイ」を観てきました。

http://yesterday-movie.com


たくさん映画を観てくると、自分のツボにはまるジャンルがわかってくるのですが、
私の場合、
①「セント・オブ・ウーマン」とか「ニュー・シネマ・パラダイス」みたいな血は繋がってないけれども本当の父子のような関係が築かれていくもの、
②思春期の少年が音楽と出会って成長するもの、
こんなストーリーが好きですね、なぜか。


自分的今年のベスト10に入る作品として、「シング・ストリート」があるのですが、これは②であり、音楽もストーリーも本当に良かったです。

http://gaga.ne.jp/singstreet/



なので、「イエスタデイ」も予告見る限り②かなーと思ったのですが、観た感想としては、「シング・ストリート」よりも「ウォール・フラワー」寄りだった。


だって、一応バンドは組んでるけど実際にみんなで演奏するシーン殆ど無いからね。


それよりも、主人公達のドラマにぐいぐい迫ってくから、そこはバンドメンバーのバックグラウンドにあまり踏み込みの少なかった「シング・ストリート」よりは、トラウマや寂しさを抱える少年少女を描いた「ウォール・フラワー」ぽさが強いかも。


まあ、主人公キムの恋する美少女シンシアがエマ・ワトソンに似てたというのもあって、途中からずっと「これはビートルズ版ウォール・フラワーだなー・・・」と想ってました。
キムの髪型もローガン・ラーマンみたいだったし。
音楽的には、あちらはデイビット・ボウイで、こちらはビートルズ


ここからビートルズの話ですが、
オープニングが『she loves you』からなんで、めっちゃ幸せな気分で始まり、エンディングは『get back together』で締めるかっこよさ。

そして一番の見所はやっぱり『let it be』が流れるラストのシーン。

色々あって、シンシアがキムを拒絶してトラムに一人で乗って帰ろうとするんですが、
これ、冒頭で別の女の子が同じようにトラムに乗って去るシーンとの対比になってて、ネタバレになっちゃうんであまり書けないのだけれども、サビのメロディーと物語のクライマックスがピタリとあって、鳥肌立ちました。


冒頭では何もできなかったキムが、ラストではちゃんと行動してるんですよ!
もう青春って良いね!
共学じゃなかったから、思春期の恋なんて映画で補ってるんだけど!
こんなビートルズが似合う恋したかったなー!


本当に出てくるキャストの少年がみんな可愛くて、北欧の街並みが可愛くて、音楽も最高だし、オススメの1本です。
ぜったい劇場向き。今からビートルズの曲聴きまくります。